森の新聞

九州を中心とする農山漁村のニュースともりちの暮らし

2006年03月

連子鯛最近海の話を聞きに行っている鐘崎の鯛釣り名人七田厚美さんの釣った連子鯛です。「小さい連子鯛があるけどさばききるね?」と聞かれて、小さい=10センチくらいと思った私(スーパーや直売所ではそういう連子鯛しかみない)「はいっ」と返事をしてトラックに行ったところ…。続きを読む

山口地引き網魅力的な「山口のさかな」をとおして、漁業や漁村の魅力を再発見してみませんか?小学生のお魚見学・体験学習会、魚料理教室、魚料理コンクール等の活動状況や漁具、生きた水産物の展示紹介、テングサで寒天、海藻アート、貝殻アートなどの楽しい体験もできます。
(写真は前回山口県が主催した地引き網体験の様子)続きを読む

鯱軍団帰港数日前、漁港に行ったことがないという友人を連れて、漁協の組合長さんに頼んで、鐘崎を案内してもらいました。「誰かおんされんかねー」と組合長が言いました。「おっ!鯱軍団がおんさった!」ちょうど、鯱軍団のみなさんが、鯛釣りから帰ってきたところでした。(写真は、帰ってきた鯱軍団のお兄さん達を捕まえて話をきいているところ)続きを読む

だぶ昨年行われた「古賀のみかんの文化祭」に続き、福岡県古賀市の農産物直売所「コスモス広場」で、2回目の食の文化祭「コスモちゃん食の文化祭」が行われます。
◆期日  平成18年3月12日(日) 朝10時から
◆場所  料理の展示は、増築部分イベント広場(10時半から)
◆お問い合わせ コスモス広場 古賀市青柳658−1
電話:092ー943ー1114
(写真の郷土料理「だぶ」の振る舞いは11時から)
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いちごケーキ(ホール)規格外のいちごが、可憐(?)なケーキに変身でごわす。題して、もんたもびっくり!「おもいっきりいちご」ケーキ。今朝は5時半からいちごを選荷していた両親(東京に荷送りする便に乗せるため)のティータイムに出してみました。父「いちごとクリームは合うねえ」もりち「練乳よりあうやろ」父「練乳は甘すぎる。ケーキのいちごは酸味があるほうがいいけん、今でも女峰(品種)作りよう人もおるもんねえ」母「こげーして、人にやったらいいねえ」と、結構もりあがりました。とどめは母の一言。「でも、もう少しなんか、見ばえよくできんと?」
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ガーナ子どもたち22週間ほど前の話になりますが、久しぶりに国内出張に行きました。行き先はタマレというガーナ北部の町で、首都アクラからは車で10時間程かかります。
話は少しそれますが、ガーナは南北格差が大きく、南部に比べて内陸の北部は色々な意味で発展が遅れています。南部は海に面しており交易に有利なこと、湿潤な気候であり農業を営むのに適していること、そうした理由から首都をはじめとした主要都市も南部に集中しています。一方の北部は、内陸のため物資輸送に時間がかかり、 気候も乾燥していて土壌も痩せているため生活条件が厳しく、教育や電気・水道等のインフラといった社会サービスも南部と比べて十分行き渡っていません。
(写真は今回行った中で一番田舎にあった学校の子どもたち。小さな子どもを背中におぶっている子も)続きを読む

もつ煮込みこの時期、宗像市田野妙見にある「居酒屋もりち」には、確定申告に疲れたお客さんが、ふらりと立ち寄られます。森の新聞社社主、森千・鶴子(もりち・つるこ)さんもそのひとり。「儲からなくたっていいじゃない。生きてるんだもの。行き遅れたっていいじゃない、人間だもの。みつを」今日はちょっと愚痴が多いみたい。そこで、昨晩じっくり煮込んだモツ煮込みを出してみました。続きを読む

おひなさま今日は桃の節句。女の子のお祭りでございます。母が、イチゴのコンテナ(下の写真のオレンジ色の入れ物)を段にして、緋毛せんを敷き、小さなおひなのコレクションを飾っています。写真は私が、竹田市内の城下町にある古布小物のお店竹屋さんで買ってきたおひな続きを読む

いちご出荷私の実家はいちご農家。だんだん暖かくなってイチゴがたくさん熟れはじめ、一回の出荷で400パックを越える最盛期を迎えました。写真はうちの父と母。母屋の横の選果場で、2Sから3Lさらに、優と秀があるから、何通りだっけ?というくらい細かい選別をしております。私にできることはセロハン貼りくらいなんですが、これもちゃんと決まり通りに貼らないと父におこられる。素人にはとにかく難しい作業なのです。それに今は、自分もいろいろ納品があるので、全然手伝っておりません。ちなみに、福岡県は、いちご品種は、あまおうを推奨していますが、うちの父母は、さちのかが作りやすいし、とてもいいイチゴだと信じているので、あまおうに変えようとはせず、今年もさちのかを作っています。今年のいちごの出来や品種については、今度改めて父にインタビューして掲載したいと思っています。

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