5e9528be.jpg地元でお世話になっており、一緒に、漁村の生活文化について調べたり、食の文化祭、鐘崎ふれあい食堂などをやってきた、安永淳さんがこのたび、正式に鐘崎漁協の組合長に就任されました。地元福岡の方には、10月8日付、西日本新聞のナント一面に「IT社長、漁協組合長に就任」という見出しで掲載。超びっくり!というニュースとしておなじみですが、
11日、12日と、読売新聞、毎日新聞(福岡都市圏版)にも掲載されました、
(写真は、観光協会事務局長時代、港に押しかけて、漁師の方々に「船に乗せてください」と頼みこみ、漁に同行していた頃の安永さん。<右>)


今や魚の国内自給率は50%。(昭和39年には113%)
漁民の数も、魚の数も年々減っています。
食を考える上では、海の問題も大切なことです。
株式会社オックスの代表取締役(今は社長は退任)として、地域や各地の農業者のHP制作、畜産関連のソフトウエア開発などをする傍ら、宗像観光協会事務局長として、魚のブランド化や、イベント企画、魚まつりなどを通じ、漁民と観光業者、一般消費者、各種団体との橋渡しをされてきた安永さん。
組合員数240名、500 名あまりの漁業者を抱える鐘崎漁協の組合長に就任です。
信頼を裏切ることのないよう、一歩一歩、漁協のみなさんと共に前に進んでいくと言
われていました。
森の新聞社も、これからも、安永組合長はじめ、地域のみなさんと協力して、地元のことを小さくても一歩一歩やっていきます。
 ちなみに、この記事を書いている10月14日、組合長に近況をきいてみたところ「今日は、福岡市方面へのあいさつまわりで、28人の方々と名刺交換をしました。明日は「沖の島黄金まびき」を卸している、食品流通・加工販売会社「福太郎」さんの福太郎祭りに、漁師のみなさんと一緒に行きます。朝6時に漁協に集合たい!」とのことでした。