魚祭りサバ買い昨日は朝5時40分に組合長に起こされて、鐘崎漁港へ。7時スタートなのに、6時頃から、暗い中ブリや鯖を求める列は延々続き、クルマもいっぱい。サバ、イカ、ブリを載せたいけすカーも準備オッケーで、波止場に走ろうと思ったら、生幸丸の清人さんに会って「そこでご飯食べていき」と言われたので、漁協の食堂に行ったら、かしわごはんと、かしわの吸い物の朝ごはんを食べさせてもらいました。腹ごしらえをして、いざ、波止場へ。
私の代わりに、尊敬する地元の先輩で、ノンフィクション作家の島村菜津さんが、ブリの列に並んでくれていて、そこからは菜津さんと一緒にお買い物。グルジアから大分大学に来ているダートさんも一緒です。ふたりは、組合長の南風泊(下関・ふぐの基地)へのあいさつに同行して、ふぐを見せてもらっていたそうです。

魚祭り行列生け簀から出され、その場でしめられて、重さごとに、値段の赤い札が入れられるまさにピチピチのブリ。それをお客さんが奪い合うように買っていく。「こっちは鯖3匹!」「サワラも頂戴!」ああ、これがお祭りばい。歌や踊りもいいけど、このセリのような賑わい。市場の活気、魚の命をいただいて、正月に供える。来年の活気につなげる。この港のにぎわいがつづけばいいっちゃねーと改めて実感したわけです。

27064c56.jpg獲ってきた魚を、シメて、売っている漁師のおいちゃんたちは、普段休みの時に話をしているときより、ますますかっこよく見えます。おねえさんたちもカッコイイ。鐘崎漁協の安永組合長も、裏方として、拡声器を持って行列の整理をしたりしてがんばっていました。

みなさん今年はどんな年でしたか?
私は、海へ山へでかけていって、たくさんの人のお話を聞かせていただいた年でしたよ。
来年はそれをより深く、自分の行動としても実践していきたいと思っています。
今年一年、出会ったみなさん、ほんとにいろいろ勉強させてもらってありがとうございました。
どうぞよいお年を。