2006年06月04日

魚のつかみどりに、食育の原点、地域づくりの原点を見た!

つかみどり1海からの食育企画「つかんで、さばいて、いただきます」は、2日間で100組、200名以上の親子にご参加いただきました。この原点となっているのが、長い魚まつりの歴史の中で、諸先輩方が築いてこられた催し「魚のつかみどり」(写真)です。

漁協の青壮年部のみなさんがとってきた魚が水槽つきのトラックで運ばれてくると、今か今かとプールサイドで時を待つ子どもたちは釘付けに!今年は、毎年このイベントの司会進行をつとめる戸波さんとその仲間たち(宗像JC)が、行事が重なって2日目に来られない。そこで、漁協青壮年部のみなさんは、魚を入れるだけでなく、イベントの子どもたちの整理や進行サポートにもまわりました。MCは、漁協の若手ヨシヒコ!はじめての彼を脇で支えるのは、観光協会会長の吉武さん、そして未来塾の磯部さん。気がついてみると、宗像の地域づくりに関わる人々のオールスター戦みたいになってた!福岡市からのボランティア、グリーンバードも脇を固め、漁民、漁協、観光業者、市役所、まちの応援団、いろんな人々のやさしい視線が、子どもたちに注がれていました。みんなで、ここの子どもを育てる。それは明日へのたすきです。
 そして、子どもたち。魚を追いかける真剣なまなざし、自分で魚をとった喜び。そのうれしそうなこと…。調理より、何より、これが食育の原点だと思いました。
 この、つかみ取りがあってこその、「魚さばき体験・つかんでさばいていただきます!」
頭を落としたとたんに泣き出す子。「かわいそう」と泣いてフライが食べられない子。自分でさばいた魚、三枚におろせた喜びにうちふるえる子。みんな、いのちのいとおしさを感じていました。
企画段階では「それは、いいことと思うけど、難しい…」とみなさんが言われました。予約制にして、あらかじめ用意した魚で、室内でやりなさいと助言してくださる方もいました。けれど、メインイベントの、この魚のつかみどりの魚でやりたい。生きて動いている魚をつかまえた子どもたちに、自分でさばかせて、食べさせたい。それも漁師のお母さんに教えてもらいたい。よくばりな私の提案を、リスクを負って受けてくださった鐘崎漁協の安永組合長、そして漁協のみなさんに改めてお礼申し上げます。気持ちよく加工場を貸してくださった沖津丸さん。婦人部の旧役員さんに声をかけてくださった七田千里さんにも本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 そして、魚祭りをボランティアで続けてきた諸先輩方のすばらしさ。様々な立場や垣根を越えて、海と魚を合い言葉に、人と人とが結び合う。産業振興のお祭りと思っていたんだけど、これは実は、地域の子育てと、人づくりのお祭りでもあるのだと実感しました。私は宗像のすごい人たちに囲まれて生きています。

この記事へのコメント

1. Posted by しばた   2006年06月04日 23:53
どーもお疲れさまでした。
御陰様で2日とも楽しく過ごせました。
おいしい魚介類だけじゃなく、いろんな出会い、会話も大収穫でした!
森家のすったもんだの末に生まれた(?)いちごのおやつもおいしくいただきましたよ。
魚のつかみどり&さばきは今度家でやってみます・・。
講演の件は、もろもろ調整して近々連絡しますね。
2. Posted by もりち   2006年06月05日 12:16
しばたさんにも助けられ、のべ100組の親子に、貴重な体験をしていただくことができました。2日目のチームワーク、1日目の反省を生かしてなかなかでしたよ。またこのチームで、何かやりたいです。看護大、福教大のみんなにも感謝!
3. Posted by oza   2006年06月05日 16:33
お疲れさまでした。2日目のチームワークが抜群だったみたいですね。参加されていたお客さんと、体験をサポートされた漁協の婦人部の大先輩達、漁協の職員のみなさん、ボランティアの学生さん達、みなさんの心が一つになった取り組みになって本当に素晴らしいことだと思います。個人的にはサメの三枚おろしがとても興味深かったです。

★そうそう、お母さんたち、サメやヤズのさばき方も教えてくれましたねー。看護大、福教大のみんなも本当によくやってくれました。ozaさまにもいろいろサポートいただき、本当にありがとうございました。(もりち)
4. Posted by 河豚   2006年06月10日 14:44
玄海お魚まつりお疲れ様でした。素晴らしい大会になったようですね。皆さんのコメントを読んでそう感じました。
さて、お願いがあってメールしました。
小児癌で子どもさんを亡くされたお母さんのブログなのですが、ここに貼らせてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kiyomisan325/6814122.html
輸血をしながら闘病生活をおくった親子の記事です。
どうか、森さんのブログにもこのリンクを貼らせていただき、献血を呼びかけてもらえたら嬉しいです。
私のブログに転載してから、全九州ラグビーのチームから献血を実施しようという動きがはじまってます。
どうぞお願いします。

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