s−本棚
中津江村の交通拠点である中津江村の栃原バスセンターに、村民のあたたかな真心によって「ふるさと文庫」ができたことは、なかつえ森川緑ニュースに、先に詳細が掲載されているので、ぜひ読んでいただきたいのですが、先日、私もバスセンターに行って参りましたよ。すると、ありましたねーふるさと文庫。課長島耕作から、自然食の本まで、すごいバラエティに富んだ品揃え。そして本棚の前には、熱心に本を読んでいるおまわりさんが・・・。あっ、もしやこの方が、噂の新しい駐在さん!
もりち本
フレンドリーでいつも元気な、駐在所の佐藤さんは、ふるさと文庫の呼びかけ人のひとりで、チェンソーアートクラブの会員でもあります。この本棚の「ふるさと文庫」の文字のところは佐藤さんが切ったそうです。「通学バスの乗り換えで、ここで待つ子どもたちに、いろんな本を読んでほしいからねー。そうそう、ここが、地元の人の書いた本。僕の先輩の書いた本もあるよ」
「へー。私の書いた雑誌や、のってる本もおかせてもらっていいですか?」
と聞いてみたところ「いいよ、いいよ、大歓迎」と、ありがたきお言葉。
さっそく、増刊現代農業「山、川、海の遊び仕事」と、食卓の向こう側8〜食育、その力〜を入れさえていただきました。
「そこじゃないで、地元の人の本のところにおいて」
と言ってもらえて、なんだかうれしかったな。
みんなの集うバス停には、月曜は、生活研究グループの朝市も開催されています。
あたたかい、心の集う場所なのです。