2010年02月03日

みんなで早弁!福岡教育大食の文化祭(暮らしと家政学後期最終講義)

教育大食の文化祭1いやー。全員作ってきてくれるとは思わなかった。正直。どれもおいしかった。日記にも書いたけど、胸がいっぱいで泣いてしまった。やっと顔と名前を覚えてきたところで15回の授業が終わってしまうんだもの。
机一杯に並べられた50皿の料理。圧巻でした。そしてみんな、いつになくいい笑顔。10月からひとまわりも、ふたまわりも大人になった。

教育大食の文化祭2料理を並べ終わったら、味のひとことリレートーク。マイクを並べて、料理紹介をしていきます。そのあとは、料理をじっくり眺めて、レシピやエピソードを読み込みながらのお預けタイム。「ああ、もう無理」「早く食べたーい」「わー、●●くんの卵焼き、すごいきれいーー」などなど、こちらも盛り上がります。そしてお待ちかねの試食会へ。

試食をしながら、みんなに「修了証書」を渡しました。
それで、ひとりひとりの顔を見ていたら、思い出や、毎回書いてくれた「一行交換日記」の内容が思い出されて、もう無理・・・・。

3日間の食生活調査にはじまり、
食と地域の関わり
食育や、食と農の現場、農業の現状、農山漁村の暮らしについて学んでいきましたね。

そして、私の講義ではとても語れない素晴らしいお話をしてくださったゲストティーチャーのみなさんには、たくさんの質問も飛び出し、みんなの目はいっそう生き生きしていました。
佐藤弘さん(新聞記者・あなたの身体は自分だけのものじゃない)、山口知世さん(歯科医・きちんと食べていますか?)、鶴久格さん(産直や蔵肆店主・日本の食は安すぎる?農の現場のお話)、釜瀬博志さん(専業農家・宗像青汁センター・農業で生きるということ)

本当にありがとうございました。

そして、地元学の方法を学んだあとは
「学んだことをこの授業でどう実践できるか?」
正直、私は迷っていたので、みんなに投げかけてみました。みんなに討論してもらった結果

「キャンパスのある赤間で地元学をやってみる」
という答えをみんなが導き出してくれた。

班に分かれて、赤間の町を歩いたね。

宗像の食について教えてくれた的場さんとJA宗像アグレスのみなさん
街づくりについての深いお話もしてくださった古本やあくすのご主人
赤間の歴史を語り、町家の自宅を見せてくださり、家庭菜園も見せてくれた吉田義男さん
地域について様々な視点からおしえてくださった赤間コミュニティ事務局長の宮本さん
商店街の歴史や、仕事のことを教えてくださった山下こんにゃく店の伊藤さん、
出光スポーツのご主人、
そして、歴史ある蔵元、勝屋酒造のおかみさん

レポートをまとめたあとは、それぞれが、レポートを持ってお礼に行き、見ていただいて
絆を深めました。

ほんとはねー、いくら段取りをしても、
ぜーんぶ、心配だった。

でもいつも、予想を裏切って、みんなは自ら自分の答えを見つけて、
いろんな気づきを得て、それをまわりの人たちにお返ししてゆきました。

毎回の授業のまとめレポートに加えて
思い出の料理や
お正月料理、我が家の自慢料理もがんばって調べました。
そして、冬休みは実際に、お母さんやおばあちゃんに習って
おせちを習って作った子がたくさんいました。

私は、みんなのレポートを見ながら、やっぱり泣いてたんだ。

そして終わりの挨拶で、
涙で声にならない私を、みんなが拍手で応援してくれました。

来年もこの授業はやります。またのぞきに来てね。
キャンパスで会ったら声かけてね。
来年のこの最終授業では、「暮らしと家政学」OB、OGも交えて食の文化祭をやろうね。

半年間、ついてきてくれて、みんな本当にありがとうね。
いちばん学んだのは多分、私だと思います。

子どものいない私にとって、あなた方60人は、私の大切な大切な最初の「教え子」です。

この記事へのコメント

1. Posted by kawa-usso   2010年02月05日 04:48
5 自分で答えを出すようにガイドするのが一番むずかしくて、けど一番のぞましいんじゃないすかね。キミはりっぱな種蒔く人。

小言はケータイで届くが顔は(誰の?/笑)見ないで済む花巻小屋に避難中のワタクシより。ただいまの外気温はマイナス8°くらいに下がってます。
2. Posted by もりち   2010年02月06日 11:22
北はすごい寒波のようですが大丈夫ですか?
春が待ち遠しい今日この頃ですね。
コメントありがとうございました。
3. Posted by さとうみちこ   2010年02月06日 11:52
ご無沙汰してまーす。
ブログを読んで、涙してしまいました・・・
温かい涙の連鎖、ありがとうございます。
写真を見るところ、
私も、前期はもりちさんと同じ教室で授業をすることがあります。
私も心の温度が上がるような授業をできたらなぁ、なんて思ってます。

ところで!
先日、糸島で、もりちさんを知る人に会いました。
杉の木クラフトさんです。
知人のお隣さんでした。
世の中狭ーい。
糸島にも遊びに来てね!


4. Posted by もりち   2010年02月08日 15:47
みちこちゃん

コメントありがとうございました!
そうか、みちこちゃんもこの教室で!
そうとわかれば、4月から受講しちゃいますよ(笑)。
私がファシリテーションをするときには、
みちこちゃんから学んだことをたくさん心にとめて生かしています。
いつまでもお手本。

杉の木クラフトさんとつながりましたかーー。ますます
遊びに行きたくなりました。
母子&ご主人ともに、すくすく元気におすごしくださいますように。
来月また西に向かう用事があるので、ご連絡させてくださいね。

5. Posted by しばた   2010年02月10日 19:22
教壇に立つ人に、本当に「ともに学ぼう」
という気がないと、生徒たちは自ら答えを
探さないと思う。

いい講義、実践だったんだね。

教育大の学生さんがボランティアに来てるけど、
「いつも給食おいしいです」とか、「急に休んで
ご迷惑おかけしました」とか、いつもその気遣いに
感心してるよ。


6. Posted by もりち   2010年02月11日 00:24
しばたちゃん

教壇に立つ人に、本当に「ともに学ぼう」
という気がないと、生徒たちは自ら答えを
探さないと思う。

ということだが、これは、行政にも言えるような気がしました。住民とともに活動をするときに、当事者として、一緒にやろうという気がないと…。しばたちゃんとやっているときは、それがあったから。
また一緒に仕事がしたいですね。

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