2012年03月04日

廃材の奏でる音楽

杉山さんワークショップ
3月11日、冷泉荘で、廃材楽器を奏でながら、東北を思い、
また子どもたちの未来について考えませんか?
といっても、
とても楽しいワークショップです。どうぞお越し下さい。

チラシをクリックすると、大きな画像でご覧になれます。

廃材の奏でる音楽

 たくさんの古い火災報知機をカンカンとたたき、音を確かめる管理人さん。福岡市博多区上川端町にある私の事務所「リノベーションミュージアム冷泉荘」でよく見かける光景だ。

 管理人の杉山紘一郎さんは、廃材楽器のアーティストでもある。取り壊しが決まっていたこの建物を再建する際に、残されていた約30年前の生活廃材、障子、ふすま、棚、おけ、食器などを使って楽器を作ろうと考えた。

 鳥籠に鍵をぶら下げて作ったウインドーチャイム、すしおけで作った弦楽器、古いやかんと敷居、パイプを組み合わせ、水の流れで笛を鳴らす創作楽器「流れと融和」など、再び命を吹き込まれた生活用品が奏でる音を聞くときの、人々の笑顔と驚き。行く先々にある廃材を使った杉山さんの楽器作り教室は毎回大好評だ。

 この楽器作りで、子どもたちにも、物作りの楽しさや物を大切にする心が伝えられるのではと考え、来る11日午後2時から、福岡教育大学・技術教育講座と杉山さんとの共催で、楽器作りワークショップが開かれる。

震災から1年の日でもある。午後2時46分には美しい音色の廃材楽器を鳴らし黙祷を捧げる予定だ。受講は無料。問い合わせは、リノベーションミュージアム冷冷荘=092(985)4562。(自営業 森千鶴子)


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