2013年03月03日

優子の角寿司

IMG_7637今年度、福岡教育大学技術教育講座・栽培学研究室にて
4年生の卒論研究のお手伝いをさせていただきました。
お世話になった島根県吉賀町のみなさま
蔵木中学校大畑伸幸先生、益田市岩井賢朗さん、及びネイチャーキッズ寺子屋の皆様方に深くお礼申し上げます。
優子ちゃんの卒論はもうすぐ完成します。

優子の角寿司

 「角寿司」は島根県石見地方に伝わる祭りの際の行事食である。シイタケや根菜類を刻んで甘辛く煮たものを酢飯の中に忍ばせて木枠に入れて押す。真っ白な四角い寿司をでんぶと薄焼き卵で飾ってできあがりだ。IMG_7607 「この木枠も手作りなんですよ」というのは、島根県浜田市出身の森内優子さん。小学校教諭を目指す大学4年生である。小学校における栽培活動について研究するうちに、育てた米を使って角寿司を作る学習計画を考えた。

 しかし自分は作り方を知らない。地元に戻って調査してみると、40代でも作らない人が増えていることがわかった。このままではいずれ角寿司は作られなくなる。子どもたちに角寿司に愛着を持ってもらうために、米作り、木枠づくり、角寿司づくりの一連の作業をつなげた指導案を作成した。

竹や牛乳パックなど身近な材料を使って試作を重ねた結果、5枚の蒲鉾板からなる木枠が完成した。「授業の後は、自宅に持ち帰って、家でも親子で角寿司づくりをしてもらえたら…」祖母の作る角寿司が大好きで、それを受け継ぎたいという優子さんならではの卒業論文になった。(自営業 森千鶴子)IMG_7605


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